ビジョンのない人はどうか経営者にも上司にもならないで下さい。
会社の代表をしてる友達にびっくりな話を聞いて、吐かずにはおれないのでちょっと吐き出しちゃいます。
起業したてのCEOがCTOに聞きました。
「どういう組織にしたいの?開発部ができたときに実現したいことは何なの?」
CTOは答えました。
「まだありもしない組織のことなんか考えられません。」
お膝が崩れるのはこのことですよ。お口があんぐりでアングリーです。
子どもだって将来の夢を聞かれたら、何十年も先のことでも描きます。そして何十年もかけてそれを実現する人もいます。
ちなみにあたしの夢は「先生」でした。一応なりました。
ましてや子どもではありません。経営者です。志を持って、割と高給で安定してたはずの会社(まぁあたしの元職場なんですが)を飛び出して起業したはず。なのにビジョンないだと?びっくりしましたよ。本当に。
会社の中にも時々います。出世が目的になっている人。肩書きが目標になっている人。それ自体は否定しませんが、じゃあ出世したとき、立派な肩書きを手にしたとき、生じる「責任」はどう果たすつもりなんでしょうか。「権利」を手にしたとき、何かを実現できるんでしょうか。
出世や肩書きで手に入れるものは「名誉」ではありません。「権利」と「責任」だと思います。それ自体は「通過点」であり「手段」でしかないのではないでしょうか。
決裁権限や高いギャランティーや接待される権利やちやほやされる機会は、出世すれば確実に増えます。そこでウハウハ言うようなやつは、もう、本当に、どうかどうか上司になんかならないで下さい。同僚や部下が被る被害は甚大です。
課なり部なりの業績を上げ、メンバーの成長を促し、彼らや彼らの家族の生活の一端を負う責任にブルって挑んで下さい。そのために、その組織をどうしたいのか、メンバーにどうなって欲しいのか、ビジョンくらいは持ってて下さい。
経営者って、特にベンチャーの経営者って、夢やビジョンをガソリンに走るしかないと、あたしは認識しています。そして、人が増えたときに、そのビジョンを伝播する役目も担うと思うのです。
「まだありもしない組織のことなんか考えられません。」
彼は手ぶらで旅に出ました。一体どこへ行くのかな。。。少なくとも、一緒には旅したくありません。
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